身体の使い方に年齢に差はない!
去る3月14日はホワイトデー。
世の男たちはバレンタインの返済の日だ。
僕は、忘れたフリをしてちゃんと用意をしておくという入念な準備によって、うまくお返しができたと自画自賛の出来だった。
そんな日に、実はもう1つミッションがあった。
それは、介護職向けの講演依頼だ。
今回の依頼は、僕が勤務している会社に、普段から関わりがある施設から依頼されたものだったんだけど、課長からやってくれる?と声いただけたので引き受けさせてもらった。
講演依頼の内容は、『介護職でもできるリハビリ』とあったんだけど、介護職って重労働だし、きっと腰とか痛い人が多いだろうなーと思ったので、少し趣旨が変わるかもしれないことは念頭に置いた上で、『介護職が楽に働くための身体づくり』に内容を変えちゃった。
依頼を勝手に変えていいの?って思うだろうけど、はっきり言っておこう。
もちろん勝手に変えてはダメだ。笑
僕が『介護職が楽に働くための身体づくり』にした理由は2つあって、
1つは、介護職自身の身体や精神面が調子良くないと、介護するときの負担が増えてしまうから、
2つ目は、介護職自身が動きやすい身体づくりの方法を知っていれば、それを利用者さんに伝えることが利用者さんにとってのリハビリにもなるから、
だ。
今回参加していただいた施設のスタッフは20名弱いて、まさかの利用者さんも2人参加してくれた。
なんて嬉しいことなんだ!
実際にやる前に、さっきの理由の1つめの介護職自身の身体や精神面の状態が介護負担を変えるということを実体験してもらった。
これを知っていると、自分が身体づくりをすることが自分のためになることを体感できるので、きっかけにはとてもいい体験だ。
で、実際に身体を動かしていくんだけど、やることは本当にシンプルで、10個くらいの運動をしたんだけど全部座りながらやれちゃうもので、しかも疲れない。笑
きっと参加してくれた方も感じたと思うんだけど、こんなことでいいの?って思ったと思うんだよね。
1つ1つの運動の前後で、足あげたりバンザイをしたりして効果の違いを見てったけど、動かしやすさの違いが出て面白いくらいリアクションをくれた。
この驚きながらも嬉しそうにするリアクションが、毎回僕の嬉しさにもつながってる。
そして何よりも、参加者よりもずっと年齢が高い利用者さん2人も、動かしやすい!と言ってくれたのがとっても嬉しかった!
しかも、2人とも質問してきたりと、その積極的な姿勢がすごい印象的で、僕自身刺激にもなった。
ここで改めて感じたことは、身体の使い方に年齢の差はないということ。
今回年齢層に幅がありながらも、運動はみんなで同じものをやったわけだが、効果は全員感じていた。
時々、子供は子供のための運動、大人は大人のための運動、高齢者は高齢者のための運動と分けて考える人もいるけど、もちろん伝え方は変わったとしても、根本の身体の使い方は変わらなくて、その前提となるポイントをいかに抑えておけるかが重要なところだ。
ここを抑えておけるのも、今まで学んできた体軸理論が活きてるなーなんて思ったりして、もっとたくさんの人に伝えなきゃと使命感も感じたりした。
今回講演で話した運動の方法は、この体軸理論を使っていて、一般向けの方が参加してくれているBodyline Schoolでも伝えています。
興味がある人はぜひ一度参加してみてください。
3月まではリニューアル価格でお得となっています。
また、時間帯や場所の関係で参加できない人のために、出張スクールも受けております。
さらに、体軸理論を学ぶための導入となる基礎講座、『身体で感じる体感アナトミー』が、4月に福井県で開催されます。
こちらも興味がある方は是非参加してみてください。
石川県から参加される方は、先着数名は送迎付きです!笑